建売住宅のチェックポイントCHECK POINT
Check point01
事前検討編
譲れない条件を洗い出す
検索サイトやチラシなどで物件を探す場合、ある程度の希望に沿って検討すると思いますが、その際に永く暮らしていくことを想像しながら、最低限譲れない条件を優先して探すことをお勧めします。
「取引態様」を確認
概要の中にある「取引態様」が「売主」であれば、その物件は事業主が直接販売することになります。「代理」であれば、販売代理の会社が事業主から依頼を受けて販売業務を請け負っています。「仲介」の場合は、不動産会社がお客様と売主の仲介業務を行うことになります。その場合「仲介手数料」が発生する場合がありますので注意が必要です。
事業主のホームページを確認
事業主の信用がありそうか、また、物件の情報が深く確認できたりすることもあります。電話やメールにて問合せや資料請求をすると、なお良いでしょう。
Check point02
現地見学編
予約を入れる
建売住宅の場合、常に見学できる状態ではないので、直接現地へ訪問しても担当営業が不在で、満足に見学することができないケースがあります。時間のロスや中途半端な見学になることもありますが、せっかく希望に合っていてもタイミングを逃して購入できないことが最も残念です。人生の約半分を過ごすステージの見学には予約がお勧めです。
物件のチェックポイント
広さは充分か、設備は整っているか、収納スペースは充実しているかなどの室内のチェックはもちろん、駐車場や道路など外部も確認する点は沢山ありますので、気になる点は事前にメモしておき、現地見学の際に、問題ないか確認することをお勧めいたします。
Check point03
建売住宅のメリット
・デメリット
条件を確認する
日当たりは充分か / 方位 / 影になりそうな季節や時間帯 / 前面道路の幅員や道路付け、間口、高低差 / 公道か私道か / 境界はどこか
ライフラインの確認 / 上水、下水、浄化槽、都市ガス、プロパンガス、オール電化の確認 / 駐車場の台数 / 駐車のしやすさ / 土地の面積
地勢 / 地盤の良さ / 周囲の環境 / 交通の便 / 教育施設との距離 / 隣地の状態 / 生活利便施設との距離
上記の条件や物件のグレードを加味したうえで、相場感はどうか。
デメリットも理解する
一般的に、100%理想の家は存在しないと言われています。
良い所だけでなく、デメリットも理解した上で、受け入れられることかどうか、条件と照らし合わせる作業が重要です。
条件に合致しているかを、再度確認する
条件が明確になっていても実際に見学したり、説明を聞いたりすると見た目で判断しがちになります。その時に、ご自身の条件が大切になります。
建売住宅の場合は、なかなか出ない立地の物件が出たり、購入時期によってローン金利や税金控除の条件が変わったりします。
いざというタイミングで後悔しない判断をするために、求める理想と、求める現実を認識しておきましょう。
※工事中の物件は、下記にも注意
- 設備や仕様について入念に確認する
- 入居時期について担当営業と入念に打合せを行う(現居の退去時期や引越し可能時期などの摺合せが重要です)
- 工事中の職人さんのマナーは良いか、現場は過度に散らかっていないか
(常に散らかっている現場は工事している職人さんの質や現場の管理体制が疑われ、品質にも影響する恐れがあるため注意が必要です)
Check point04
住宅ローン
住宅ローンの種類
今は一般的に銀行の住宅ローンが多いですが、他にもフラット35や社内融資、財形融資、市町村の融資など、多くの種類があります。自分に合ったローンを選びましょう。
金利の動向について
少しの変化で大きく支払いに影響するのが住宅ローンの金利です。 住宅の購入を検討し始めたら、金利の動向には注意しましょう。また、固定金利や変動金利など、各金利の特性についても確認しましょう。
生命保険の加入について
団体信用生命保険について確認しましょう。
各ローンによって要件などが違う
担当する営業に詳しく確認しましょう。
Check point05
税金
必要な税金
固定資産税、都市計画税、不動産取得税、印紙代、登録免許税など様々な税金が必要となります。一方で、新築住宅では税金の軽減措置によりお得な場合があります。購入時期により異なりますので確認をしましょう。
戻って来る税金
「住宅ローン控除」
お支払いしている所得税から一定期間税金が戻ってくるという、大変お得な制度です。この制度もいつまで存在するかわからないので確認をしましょう。
「知らなかった」で損をしないように、担当営業から確認を行いましょう。